- 2023.11.28 Tuesday
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- 八朗コラム
- 10:11
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- by kurakids
2023年度の久良岐母子福祉会の事業計画のスローガンとして「地域で保育・養育・子育てしよう」を掲げたものの、日常の業務も忙しい中で簡単に地域に向けて「何か」を起こしていくのは簡単なことではない。
想いはあるもののどこから、どのように始めたらよいのかといったノウハウもなく、手探り状態で半年間試行錯誤を続けている。
そんな現状の中、各施設の職員だけでなく、施設を側面的に支えてくれているステークホルダーの皆さんにも集まってもらい合同の研修会&対話のセミナーを開催しました。
ゲストスピーカーは横浜市の共創におけるキーパーソン二人。横浜市政策局の関口昌幸さんとYOKOHAMAリビングラボサポートオフィスの河原勇輝さん。
個人的には何度も一緒に活動させていただいているお二人だが、久良岐の現場職員とは初顔合わせ・・・どんな化学反応が起こるのか楽しみだった。
関口さんからは横浜市の現状を俯瞰した視点と具体的なデータを使って、これまでの思考や常識を変えていきながら社会課題の解決を図るといったパラダイムシフトを起こしていく必要性と 久良岐が忘れてはいけないマインドの大切さを熱く語っていただいた。
それを受け、河原さんはご自分の体験や今まで行ってきた社会課題というよりも、相手の温度がわかるようなローカルな地域課題に向き合っている生き様をお話しいただいた。
中途半端な保育福祉の専門家の講義よりもずっとリアルで刺激的なトークは聞いていた職員の心に何かしらのスイッチを入れてくれたのだろう、その後のグループでのトークはとても活発なものになっており、一緒に議論にかかわっていただいたステークホルダーさんとの関係ももっと違ったステージに建てたのではないだろうか。
12月には各施設からの地域福祉実践発表が行われます。
小さな一歩かもしれませんが今日の一日が大きなターニングポイントになるような気がしています。
CMをはじめとする広告映像制作の太陽企画のディレクターみしまわかなさんと年長児いきいき組とのコラボイベント「コマ撮り」体験。
今日の撮影のために作った粘土などの作品を使って動画撮影に挑戦です。
小さな映画監督、小さな演出家たちはチームに分かれ3作品を作ろう・・・・と撮影に臨んだものの、自分のイメージしたようにコマを動かすのは簡単ではありません。
「ちょっと待って、手が写ってる!」「動かしすぎ!」
撮影前は和気あいあいと話していたのに、出来上がりのイメージが合わないと喧々諤々と議論が始まります。
遊びではあるけれど「本気」が伝わってきます。
でも、さすが年長児、ピリッとしたムードが続くのかと思いきや 作品を見直してみようと再生してみんなで観てみると「思ったよりいいじゃん」「画面から消えるかんじがいいね〜」とお互いを評価しあいゲラゲラ笑いあっている。
今回の太陽企画さんとのコラボは実は続きがあります。
2月の小さな表現者で子どもたちの作ったショートムービーの上映会をしたい!!
子どもたちのやる気は満々、でも、それが困難なことは職員が一番わかっている。
何故なら・・・100コマのシーンを撮影するのに20分・・・映像として見られるのが10秒ちょっと!
ストーリーが伝わるような作品まで作り上げることが出来るのか!
こうご期待です。