ワークショップデザイナーであり、アップサイクル分野で活躍中のaspen grove福本ミカさんが9月5日に保育園に遊びに来てくれた。

 

来月から会社を興し本格的にモノづくりを行っていくという夢のある話を聞かせてくれていた時の雑談中に「こんな木のおもちゃが合ったら良いな〜」と僕の思い付きトークが始まった。

 

木の素材のメモリーカード的なものがあればよいのに。

木肌は樹種によって違うから見た目だとか、触り心地だけで盲牌のように同じ樹種を当てるなんていいんじゃないか?

木のカードは8種各2枚であれば4×4のケースに入れられる

ケースは保育室の棚に入りやすい25センチ強が良いな(と言いながらメジャーでサイズ感を確認)

 

調子に乗った僕は、「コレ、ウッドデザイン賞いけちゃうんじゃないですか!」と勝手な夢を語っていたら、福本さんもノリノリで話を聞いてくれて・・・・

 

そして、2週間ちょっと経った今日、突現福本さん夫婦が保育園にやってきた。

 

 

そして、二人の手には、妄想120%セントで語っていたおもちゃが!!

 

感激した。

 

すぐに触らせてもらう・・・予想通り感触が違う、木の模様色も違う、香りもそして、重さまでも樹種によって違う。

 

完璧なメモリーカードだ。

 

 

オブジェとして飾っていてもお洒落だが、やはりここは保育園。

 

思い思いに並べたり、重ねたり、倒したりして青んでもらいたい・・・そして最後は「片付けが遊び化」するように!

 

 

そんな要望もちゃんと入っているではありませんか!

 

このおもちゃをくらき永田保育園だけのものにしておくのは勿体ない!

 

でも、まず保育園で遊んでみて改良点を探してみたいと思います。


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僕が生まれた1960年代は現代絵本の黎明期だった。

 

ぐりとぐら・いないいないばあ・ねないこだれだ・わたしのワンピース・ももたろう・かばくん・シょうぼうじどうしゃじぷた・だるまちゃんとてんぐちゃん等々、50年以上たっても子どもたちに選ばれ続ける名作を世に送り出したメンバーの中で忘れてはいけないのは堀内誠一さん。

 

ぐるんぱのようちえん・こすずめのぼうけん・たろうのおでかけなどの人気絵本を生み出した堀内さんの生誕90周年を記念して県立金川文学館で「堀内誠一 絵の世界」が開催されています。

 

 

絵本だけでなくアートディレクターとして活躍していた時代の作品も含め、「絵」を通して広告、イラスト、デザイン、そして絵本といった表現活動全般を回顧するする展覧会なので見どころがいっぱいでした。

 

堀内さんといえば「〇〇な画風」というものがなく、逆に一冊一冊の作品を読み込み、それに合ったテイストの絵を、それに合った画法で描天才肌の作家さんだったのでしょう

 

 

置いてあった絵本を並べてみても まったくタッチが違いますもんね。

 

また、改めて様々な作品の原画を眺めているの 構図ひとつとっても「う〜ん」とうなってしまう。

 

面白いなと思ったのが、子どもの頃に描いた作品をまとめたスケッチブックなどを見てみると多彩な絵補描いている以上に その絵にコメントなどを加え編集的に表現したりしているところなどからも、絵本作家になるべくしてなった人なのかなと思うとともに子ども時代に好きなことを見つけ、とことんやることを保障していくって大事だな〜と強く思いました。

 

他にも見どころはいろいろあるのですが、絵本創世期のレジェンドたちが集まった写真などを見ながら その場所でどれほどの刺激的な夢が語られ、クリエイティブな競争が行われていたのだろうと妄想する時間が楽しかったりしました。

 

 

展覧会は今月25日(日)まで、横浜に来た時には是非、足を延ばして山手まで。

 

 

 

 


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コロナの関係もあって半年ぶりのブックマルシェ。

弘明寺にある絵本専門店クーベルチップさんが保育園で読み聞かせと絵本販売に来てくれました。

雑談の中で「なんで大型書店ではなく、クーベルチップさんに絵本を買いに来るんですかね??」なんて質問を店主の中村さんや神保さんにぶつけてみましたが、二人はニコニコ笑いながら「なんでですかね〜?」

でも親子で絵本を眺めている親子を見かけると何気なく声をかけ、絵本の魅力的な世界を広げてくれる中村さんや神保さんのお人柄によって、小さな絵本屋さんは成り立っているのだな〜と実感する。

良い絵本も絵本だけ存在しているだけでは子どもたちに届かない。

良いものを紹介する人、そして、子どもたちに読んであげる人…絵本は関係性の中で活きる存在なのだ。

保育士たちも最高の笑顔で絵本を選んでいた。

こういった時間も最高である。


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燕の巣作りのシーズン到来です。

 

毎年、園庭から燕を視認することはできても保育園で巣を作ってくれたことは残念ながら一度もありません。

 

 

いきものすべての子育て支援施設になるためには、もっと環境を良くしていかねばならないのでしょうか?

 

さて、現在、弘明寺にある絵本屋さん「クーベルチップ」では、『つばめのハティハティ』の原画展が開催されています。

 

 

その企画の一つとして作者の箕輪義隆さんやかんちくたかこさんをゲストに呼んでの「つばめトーク」が行われました。

 

 

絵本製作の舞台裏というのはいつ聞いても楽しく、聞く前と後では作品の見え方も全然違ってくるから不思議です。

 

僕が一番興味を持ったのが、『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』の薮内正幸さんの絵をオマージュして描いたということ。

 

絵本好きにはたまらないエピソードで家に帰り二つの絵本を並べて読み直してしまった。

 

科学絵本というのは好きな子どもにはヒットしますが、興味がない子どもは絵本に手も伸ばしてもらえないことも多く、保育としてどのように子どもの興味関心の世界を拡張できるかは腕の見せどころではあるのですが、この絵本は科学絵本らしい事実の表記と子どもたちが感情移入できる物語性のバランスが実によくできています。

 

近所で燕の巣があるような地域の子どもたちには必見です。


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11月16日(火)に横浜こどものとも社の河野さんを講師にお招きし『子どもの成長に不可欠な絵本の栄養素』というテーマで絵本の基礎について改めて研修を行いました。

 

想像力とは「コトバを絵に変換する力」だということを再確認したことで、保育士たちの絵本への情熱も熱くなっています。

 

 

そして、明後日24日(水)の夕方は弘明寺の小さな絵本専門店「クーベルチップ」さんのブックマルシェが行われます。

 

口から入る食べ物は「スズキさん家のお野菜」のような安全で良いものでカラダの栄養をとるように、耳や目から入る絵本からの栄養も子どもの育ちにとっては重要です。

 

 

大人うけを狙ったものやしつけなどを目的にした絵本ではなく、子どもの育ちと学びに大切な絵本を選ぶのは大人の責任です。

 

ブックマルシェは子どもだけでなく大人の美意識や審美眼といった自分の価値観を作るための時間としても活用していただきたいと思っています。

 

 


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久々の完全オフの日曜日、いつもなら海か山に繰り出すところだが少々疲れ気味なところもあり今日はインドアで過ごそう。

 

選択肢は二つ。横須賀美術館で昨日から始まった「みみをすますように 酒井駒子展」に行くべきか、同じく昨日から始まった横浜人形の家の「アンティークドール × 現代創作人形」か?

 

迷いに迷ったが、今日は「好き ≦ 興味がある」を選択し、横浜人形の家へ。

 

 

保育の世界に入らなかったら僕の人生に「人形」なんてほとんど縁がなかったと思うのだが、子どものことを知れば知るほど「人形」が持つ力と魅力にハマる自分がいる。

 

今回は横浜人形の家に収蔵されているビスクドールや布製レンチドールといったアンティークドールにインスピレーションを得た18名の現代創作人形作家が 今回の企画のために創作した作品が並ぶというコラボ企画なのだ。

 

そして、個人的に注目している恋月姫さんや陽月さん、因間りかさんといった作家さんも参加しているというので、これは行くしかないですね。

 

 

アンティークドールの中にも子どもの玩具というよりも宗教的・祭祀的なものやら、完全な観賞用の人形もありますが、現代創作人形は子どもの玩具といった要素は全く感じられない、その作家さんの芸術作品ですね。

 

美しさ、妖艶さ、艶めかしさ、冷たさ等々、ひとつひとつの人形が独特の世界観を持っており、その不思議な世界に一瞬で連れていかれます。

 

展示だけでなく販売もしているという事なので、気に入ったものの金額を確認すると、なんと「0」が6つ並んでいるものばかり、流石に保育園には置けそうにありません。

 

でも、観る価値はアリですね。

 

この企画は10月10日まで、常設展示の人形たちも毎回見るたびに新たな気付きを与えてくれるものばかり、山下公園方面に行かれた方は是非どうぞ。

 

 


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今日は保育園が絵本屋さんに変身です。

 

今年度初、弘明寺の小さな絵本屋さん「クーベルチップさん」のブックマルシェは」大賑わい。

 

 

保護者がお迎えに来るや否や会場に走ってくる子どもたち。

 

今年度のテーマでもある「忍者」や「まち」を題材にした絵本のほかにも中村さんや神保さんが保育園のために選んでくれた絵本が部屋いっぱいに並べられた空間にいるだけで幸せな気分。

 

 

自分の好きな作家さんの絵を見つけ「これっ!!」と秒殺で選ぶ子もいれば、じっくりと吟味しながら自分の好きな絵本を探す子どもたちもいて絵本とのかかわり方もいろいろです。

 

 

また、手前みそになりますが、うちの保育園の素晴らしいところは保護者の皆さんも一緒になって絵本を手に取り対話しながら購入してくれる姿が多くみられること。

 

この他愛のない時間がとても大切なのだと思います。

 

 

また、新人職員もしゃがみこんで熱心に中村さんから即興絵本講座を受け始めました。

 

なかなか大きなイベントはできませんが、小さくても子どもの文化を守るような活動は続けていきたいと思います。

 


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「えんちょうせいはさきにどうぞ」

 

僕は椅子に座り、白衣を着たYちゃんに「ごほっ、ごほっ! せきがでるんですけど・・・」

 

 

「じゃ、ちゅうしゃします」

 

昨日まで見られなかったこの遊びは湘北短大の学生さんが作ってくれた手作りおもちゃが生み出したもの。

 

別の場所では、パン屋さんが・・・

 

パンを焼く子、食べる子、パペット人形に食べさせる子・・・

 

 

また、別な場所にはお寿司屋さんが・・・ここは全員が板前さん。

 

お客さんが来るのを待ちながらひたすらお寿司を握ります。

 

 

明日は、このおもちゃを作ってくれた学生さんたちが保育園に遊びに来ます。

 

遊びの様子やおもちゃ作りのポイントを意見交換し、次なる玩具開発を進めるというコラボ交流でもあります。

 

おもちゃという環境について学ぶ一日にしたいと思います。


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保育園のブックマルシェなどでもお世話になっている弘明寺の小さな絵本専門店「クーベルチップ」さんに行ってきました。

 

今年度の保育に連動できそうな絵本のアイデアをもらいに行ったところ、おい店では好学社の絵本フェア中。

 

壁に配置された130冊を超える絵本は壮観です。

 

 

好学社と言えば『スイミー』や『フレデリック』のレオレオニが有名ですが、給食番長シリーズのような作品も扱っている絵本の老舗出版社。

 

個人的にはフランシスシリーズやハッチンスなど翻訳絵本がおススメだったりします。

 

絵本フェアは5月末までやっているそうです。

 

ちなみにくらき永田保育園でのブックマルシェは来月6月22日。

 

是非予定に入れておいてください!


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1歳児の男の子が大事そうに絵本を抱えて登園してきた。

 

昨夕のブックマルシェで購入した絵本である。

 

きっと、寝る前に読んでもらったのだろう。

 

絵本は子どもを育てるだけでなく、人間関係をも構築する力を持っている。

 

 

クーベルチップさんが地元、弘明寺に絵本の専門店を構えて今年は5周年だという。

 

大型スーパーで全てが揃ってしまう時代にあって、小さな小売店を継続していくには相当の苦労があるだろう。

 

しかし、クーベルチップさんが南区に来てくれたおかげで、子どもたちを取り巻く文化度は100%向上したと思う。

 

昨日は、地元の私立高校の放送部の学生さんもブックマルシェの活動をインタビューしてくれた。

 

 

絵本から始まる「繋がり」はどんどん広がっていく。

 

 

次回のブックマルシェは12月に開催予定です。


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