梅シロップを作っている合間に コヤギのメルちゃんに餌やり。

畑からソラマメを茎ごと引き抜いて・・・



そして、勇気を出して小屋の中へ。



なかなかできる経験じゃない。

当たり前だが、おとなしそうに食べていくれていると思ったら、角を向けてこちらに来ることもある。

ドキドキ、ハラハラしながら自分と異質なものに関わる体験。

それ以外でも 子どもたちは池田梨園を動き回り、竹の皮を探してきたり、猫と遊んだり、シイタケを見つけたり・・・



自分の興味関心に従って、自然という環境に働きかけ遊ぶ・遊ぶ・遊ぶ。

こんな他愛のない豊かな時間をいっぱい子どもたちに提供していきたい。

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本日 午後9時からのNHKスペシャルが面白そうだ。

科学で迫る「母」の謎。

夫婦喧嘩のホルモン。

母性が生まれるワケ。

「ママたちの非常事態宣言!? 最新科学で迫るニッポンの子育て」
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160131


番組のHPを覗いてみると・・・

女性が子を産み、母になる。
その時、母親たちの脳や体に、
驚くような変化が次々と 起こることが、
最新科学から明らかになってきました。

人類進化の過程で、
育児を成し遂げるための特別な能力が、
お母さんたちに備わってきたのです。
ところが、ニッポンのお母さんたちは今、
子育てに深刻な悩みや不安を抱え、
悲痛な叫び声をあげています。
助け合いたい夫に対しても、
出産後はなぜかイライラが止まらず、離婚の危機も。
母親たちが結びつきを求める「ママ友」は、
日本特有の社会現象として世界からも注目されています。
なぜ母親たちは、これほど育児に苦しめられているのでしょうか?
原因を最新科学で探ると、
意外にも、人類700万年の進化にまでさかのぼる、
子育ての知られざる真実が見えてきました。
これは、育児世代だけでなく、母親から生まれ育てられた全ての人たちの
知的好奇心を揺さぶる、科学エンターテイメントです。

必見じゃないですか!!

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久良岐母子福祉会で建設中の 戸塚区では初となる入所型の児童福祉施設の完成が間近となってきた。



入所者だけでなく地域の方にも活用してもらえるような支援を整えた福祉施設として9月1日に開所すべく粛々と準備をすすめてくれています。



今日綺麗に出来上がってきた建物を見て、14年前「新しい保育園を作ろう」というよりも「保育園という名の児童福祉を作ろう」と考えていた時の気持ちが湧きあがってきた。

多様な福祉ニーズに対応出来る・・・それも個別に!

そんな施設に育っていけたら良いなと思うのです。

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ヒポクラテスは「何よりも害をなさないこと」が医療の原則といった。

子育ての基本もそうだ”罰”を与えることなく子どもを育てていく道を選ばなくてはいけない。

そのとき重要なポイントは「受容と甘やかしの区別」

保育者も保護者も基本的には子どもに対して受容的で寛大でありたいと思っている。

しかし、他人の子育てのスタンスをみていても「甘やかしすぎだよ!」と思ってしまう場面がある。

受容している大人と 甘やかしている大人はどこが違うのか??

当たり前だが子どもはあらゆる感情や願望を抱く権利を持っている。

まず、その感情や願望は受け入れなくてはいけない。

その内容がどんなものであれ感情、願望、空想、欲求、夢は尊重してあげることが子どもらしさを受け止めることになる。

それがたとえ「○○ちゃんが嫌い」とか「やりたくない」といった負の感情でも・・・



でも、子どもの感じ方は受け入れても、感情を表現する方法には子どもであれ責任がある。

子どもは感情には責任は持てないが、行動には責任を持てるように働きかけていく。

要するに好ましくない”行動”を容認することが「甘やかし」なのだ。

感情を受け入れ、表現する能力を高めていく・・・くらき永田保育園の理念のひとつである「表現する」にはこういった意味も含まれているのだ。

受容は子どもに自信を与え、甘やかしは叶えられない特権を求めるエネルギーを強めてしまう。

本日のまとめ「感情は規制しないが、行動には制限を課しても良い」

次回は行動を制限していくスキルについて語りたいと思います。

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昨日の赤ちゃん学会の公開講演 京都大学霊長類研究所の松沢哲郎先生の「チンパンジーが教えてくれた人間の心」は実に面白かった。

人間を理解するために あえてよそ者(アウトグループという発想)を研究するという手法は様々な気づきを与えてくれる。



講演の中にチンパンジーは「いま、ここ」の世界を生きているので、遠く離れた未来などを想像できないといった話が合った。

その時は「へ〜!」くらいの感想だったが、今日保育園に戻るといろいろと疑問がわいてきた。

チンパンジーは「いないいないばあ」や「かくれんぼ」をできるのだろうか?

「隠れる」「現れる」という単純な運動を言葉も話せない赤ちゃんは大喜び。

さらに「隠れる」「見つける」というかくれんぼの 物陰に隠れ見つかりたくない気持ちと見つけてほしいというような奇妙な感情を理解できるのだろうか?

これらの遊びは、実は「相手」がいるのがポイント。

こんな見えない「つながり」遊びが後に「安心感」「信頼感」を育てているのかもしれない。

そう考えると「いないいないばあ」も「かくれんぼ」は侮れない遊びだね。

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赤ちゃん学会の会場から港北ニュータウンセンター北へ。

今日、明日はここで「こどもみらいフェスティバル」



芝生広場では竹を組み合わせただけの遊具のプレイパークや 竹素材のワークショップ 子どもたちによる駄菓子屋などが並んでおり、また、別会場のプレミアヨコハマホールではクレヨンハウスやリンゴの木などによる親子ワークショップが行われていた。

中途半端な時間に行ったため、人出は思ったほどではなかったが、子どもたちはみな楽しそう。



このフェスのテーマは三つ。

「Free Children」「No Play No Life」「Let's Play Together」

子どもの未来を考えるこんなフェスが増えると良いなと思うのだが、もっともっと「遊び」を前面に出してもらいたいな。

「子どもに自由を」以上に「遊びをもっと自由に」というフェスに発展してくれないかな〜なんて思いました。

フェスの最後を飾る「こどもこそ ミライ 〜まだ見ぬ保育の世界〜」というドキュメンタリー映画も楽しみ!!

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看護師の池田先生が7月の実践発表会の原稿を必死になって作成している。


 
テーマは「表出の弱い子どものがどのように関係性をとれるようになるのか?」
 
2度ばかり原稿をチェックしたが、ポイントの一つは「不安」を「安心」に変えること。
 
実践発表の事例とは異なってしまうが、多くの保護者は自分たちの子どもが、「病気にならないよう」「落ちこぼれないよう」「人に後ろ指を指されないよう」「人に否定されないよう」「苦しくならないよう」「貧しくならないよう」「みんなから阻害されないよう」「ケガをしないよう」に必死である。

そこには「不安」があるから。

だからついつい勉強しなかったら落ちこぼれるんだよ、不幸になるんだよ。
汚いものに触ったら病気になるんだよ。
歯を磨かなかったらバイ菌が増えて歯が腐ってしまうんだよ。

知らない人に近づいたら連れて行かれちゃうんだよ・・・などと言ってしまいがち。

「育てる」とか、「納得させる」とか、「信じる」とか、「任せる」とか、「待つ」という視点が欠落し、親の指示通りに行動するように求めてしまう

そして、その際使われているのが、上に書いたような「恐怖心」を与える方法と、「言うことを聞かないとゲームを取り上げるよ」などというような「脅迫」と、「○○したら△△してあげるよ」というような「取引」や「誘惑」という手法

ちなみに、
「恐怖心」を与えて行動や判断を誘導するのは「詐欺師」の得意技

「脅迫」は「独裁者」の得意技

取引」と「誘惑」は利益を求める「政治家」や「商売人」の得意技なんて言ったら怒られちゃうかな?

いずれにしても、そこには「どうやって子どもを管理するか」という視点があるばかりで、「子どもの心と、からだと、知性を育てる」という視点が感じられない。

当然のことながらそのような子育てを受けている子どもは、「安心」や「自信」を育てる事が出来なくなり、常にそれらを他者に依存するようになってしまう

お金があると安心。
薬やサプリを飲んでいると安心。
成績が高ければ安心。
よい子なら安心。

みんなと同じことをしていれば安心・・・なんてもの。

そのような人の「自信」は「これだけ一生懸命にやっているのだから大丈夫」というような、「自信」です。でもそれは「不安」の裏返しでもあ
 
一方、「安心と自信」がある子どもは「ありのまま」で平然としている。

ありのままの 姿見せるのよ
ありのままの 自分になるの
何も怖くない 風よ吹け
少しも寒くないわ
悩んでたことが うそみたいね
だってもう自由よ なんでもできる
どこまでやれるか
自分を試したいの


ご存じ「アナと雪の女王」の主題歌のような世界。
 
では、どのように「不安」を取り除き「安心と自信」を保育で獲得していくのか・・・それは、池田先生の発表を楽しみに待ちましょう。



 

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乳児の保育室に顔を出すとひとりの子どもと目があった。

 僕はその子に手をもぞもぞさせながら近づき・・・

「こちょこちょこちょ〜」と触れようをすると「きゃははは」と大喜び。

ただそれだけなのに、楽しい気分。

 抱っこしたり、撫でたり、摩ったりというスキンシップを基本とするならば、こちょこちょは実に異質である。

 大体くすぐるという行為は、遊びみたいなものだ。



くすぐられた時のこそばゆい、もぞもぞとした感覚からは、逃げたくなる気持ちと、気持ちよさが共存しているみたいである。

 専門家ぶって言うならば「緊張と弛緩」の遊び(ホントか??)。

当たり前だが、自分で自分も事をくすぐっても、別にくすぐったくは無い。

不思議じゃないですか?

この理由は、くすぐるという刺激がいつくるかが、判ってしまうと、脳があらかじめ、その刺激を抑制しちゃうかららしい。

だから、予測が付かないとくすぐったくなるということだ。

 小学生の頃、自分の鼻の穴に、ティッシュをこよって、入れたりして遊んだでしょ。

 自分でやっても、めちゃくちゃくすぐったいよね。

話はそれたが、くすぐったがる子どもは、よくスキンシップがされているし、穏やかな親子関係の中で育っている気がする。

これは、統計学的にも解明できるんじゃないかな?

また、くすぐったさが感じられた月齢というのをみていけば、赤ちゃんが自分と他者を分離できた時期ということもわかるんじゃないかな。

これらの視点って、親子関係や発達の順序性を抑える上で保育の専門家として大切だと思うんだけど、あまり、”くすぐり”に付いて研究に触れたことはない。

まあ、難しい話は置いておいて、近くの人に「こちょこちょ」してみましょうよ。

  
結構、新鮮でしょ!

そうそう、大人にやる時は場所や時間をわきまえてね(笑)

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来年の夏に戸塚の明治学院大学の近くに新たな福祉施設を建築するチャンスが与えられた。

通常の業務を行いながらの仕事なので、大変なことは容易に想像できる。

しかし、今までになかったような児童福祉施設の建築に携われる幸せを考えれば元気も出る。

今日は、若手の職員とワークショップ形式で、今後やらねばならない仕事の洗い出しを行った。



夢を共有し、作業を共有し、工程を確認し、夢のプロジェクト進行中です。


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「奇跡のりんご」で有名な木村秋則さん、また自然農法で有名な福岡正信さん、くらき永田保育園で有名なスズキさんなど、自然農法で農業をなさっている方達は口をそろえて「土を育てることの大切さ」を訴えている。



一方、近代的な農業では、農地を一つの工場として考え、人間の都合に合わせて生産や品質をコントロールする仕組みになっている。

だから、農業の中から出来るだけ不確定要素を排除して、人工的に管理できる要素だけで生産を維持しようとしている。

言い換えれば、農業から「自然」を排除して、出来るだけ「人工的な環境」だけで育てようとしているのだ。

そして、その方法はある部分成功し、目的に合わせた大きさ、味、見かけを持った野菜を生産できるようになってきた。

きっと、人間は「自然」を克服する事を進化・進歩と考えている。

昔の人も、自然を管理、コントロールしようとはしていたのだろうが、まだ科学のレベルが低かったので自然を完全にコントロールしきれず、「共存」という考え方と方法も大切にされていたのだと思う。

でも、遺伝子すらコントロールできるようになった現代ではミクロな範囲でなら生命をほぼ100%コントロールできるので、「共存」という考え方は必要なくなってしまった。

さてさて、困ったことに、現代人は全く同じ発想で「子どもという自然」も克服しようとするから困ってしまう。



可能なら100%管理された状態で育て、思い通りに「理想の子ども」を育てられると考えてしまう。

だから「子どもを東大に入れる方法」とか「子どもを天才に育てる方法」などというようなテーマの本や、「〜〜〜式育児」なんてものがテレビで流され反響を呼んだりする。

困ったもんだ。

当然のことながら、実際には東大生も天才も増えていない。

実は、このような考え方には大きな欠陥があるからだ。

まず、100%生産をコントロールされた農業で、世界中の人間の食料を生産することは100%不可能。

「そのような技術がある」ということと、「それが広く実現する」ということは全く別の話しなんだよね。

それが、わかっている人は、農業においては、自然に依存せざる終えないことを理解し、良い「土」をせっせと作っている。

じゃあ、僕らはどうするべきなのか?

子どもを育てる上で「土」に当たるものは何なのか?

 

 


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