園庭に残っていた夏みかんを使って、今日はジャムを作りました。

 

 

甘酸っぱい香りと奇麗な色合いではありますが、作業として一番大変なのは薄皮むきと種取です。

 

 

大人でも面倒な作業ですが、流石4月からは小学生になる年長児だけあって黙々としかもキレイに実を取り出します。

 

そして、給食室から借りた大きな鍋に大量の夏みかんとグラニュー糖を投入、ドキドキしながら火にかけます。

 

 

 

様子を見ながらかき混ぜて、とろみが出るまでじっくりと待ちましょう。

 

途中、お茶の袋に入れていた種がはみ出てしまい、それを地道にスプーンで掬わなければならない作業が出てきたときも、「人生はいろいろあるからね〜」と笑顔で語り合うこの子たちはいったい何者なのでしょう(笑)

 

完成したジャムはおうちへのお土産分と 給食でパンが出る日のお楽しみ。

 

 

コロナの流行でなかなかできなかった食育活動ですが、卒園前に楽しい活動ができました。

 

 

最後に、今日のジャムづくりをサポートしてくれたのは園庭の緑化を支援してくれているグリーンアンバサダの皆さん。

 

来年は同じく園庭のヤマモモでジャムを作りましょうと約束しました。


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手刈りした「くらき米」を鉄棒に はさかけ天日干ししたら、いよいよイネからモミをとる脱穀作業です。

 

 

足踏み脱穀機や昔ながらの千歯こきを使って脱穀する方法もあるけれど、そのような道具は手に入れることも難しく、なによりも穂から落ちたモミが下にバラバラと散らばってしまうのが難点。

 

保育園での脱穀方法といえば「牛乳パック」

 

飲み終えたパックのふたを全部開き、穂を先端から差し入れる。

 

 

ふたの一角を使って、その穂の茎を挟んで引っ張るだけ、するとあら不思議、ふたに引っかかって取れたモミは、きれいにパックのなかに落ちてくれるのです。


稲からモミが外れる感覚も気持ちがいいし、子どもたちの集中力して取り組む気持ちをわかります。

 

 

来週はいよいよこのお米を使った「おせんべい作り」

 

楽しみしかありません!!


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家庭菜園や栽培キッドの中で最も簡単に収穫できるのではないかと思っているシイタケ。

 

朝夕の霧吹きでの水やりを欠かさなければ一週間程度で食べられるようになるのだからやるしかない。

 

また、収穫までの期間が短いということは一日の変化が大きいということでもあります。

 

まさしく、子どもたちだけでなく大人にとってもその変化はエンターテーメント。

 

 

自分の水やりという作業がこの可愛い「木の子」であるしいたけの成長に役立っているんだという実感を得られるなんて最高でしょ。

 

でも、この可愛い子どもたちに愛着が湧きすぎると収穫した嬉しさ以上に食べるときの切なさを感じてしまうのがシイタケ生活の独特さなのだ。

 

今回は保育園の子どもたちと並行して自宅でシイタケ生活を一緒に楽しんでくれる保護者もいますので、きっと様々なシイタケドラマも起こってくると思います。

 

また、今年度は防災的な視点もあって食育のテーマに乾物があります。

 

シイタケを育て、収穫し、乾燥させ、そして、調理するってところまでチャレンジしていきます。


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当たり前すぎて意外と知らないこと・・・麦茶とは、焙煎した大麦を煎じたお茶のことを言います。

 

麦のこうばしい香りが特徴のお茶ですが、現代ではペットボトルの飲料であったり、紙バッグ状にしたものを使うのが一般的なので粒状の麦を煮出してお茶を作ることは少ないのではないでしょうか?

 

 

気軽で便利なことは悪くはありませんが、子どもたちにとっては「不便益の中に学び」が多くあるので面倒なことをやってみましょう。

 

そもそも麦茶の一番の特徴は、緑茶や紅茶、ウーロン茶といった一般的な茶葉のお茶に含まれる、カフェインやタンニンが含まれていないので、妊婦さんや赤ちゃんから、高齢者まで、幅広い方に安心して飲むことができます。

 

利尿作用や覚醒作用もないので、タイミングや量も気にせず飲むことができるし、ノンカロリーなので、運動時や日々の水分補給などにもぴったりということで実に保育園向きなのです。

 

日本での麦茶の歴史は緑茶よりも古らしく、平安時代には貴族たちに・・・戦国時代には武将たちに・・・そして、江戸時代には庶民的な飲み物として万人に愛されるようになったようだ。

 

調べてみると江戸時代には当時のスタバ的な「麦湯店」が誕生し、明治時代になると「むぎゆ」と書かれた行燈が並ぶくらいメジャーになっていたそうです。

 

僕が幼いころの文化なのか、それとも鈴木家の特殊な習慣だったのかは定かではありませんが、麦茶に砂糖を入れた飲み物が幼少期の僕には最高の飲み物でした。

 

そんな幼少期の想い出を保育園の子どもたちにも体験してもらいたいじゃないですか・・・

 

 

玄関前に大麦を干しました。

 

おいしく出来上がった時には、きっと「麦茶屋さん」が開店すると思われますので、お楽しみに。

 


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「最近、園長先生ブログさぼってますよね!」というお叱りを受けたからわけではありませんが久々の投稿です。

 

海外文化の定着化に伴いってか「収穫祭」といえば「ハロウィン」といったイメージを持つケースも少なくないかもしれません。

 

でも、日本は、稲作が盛んな農耕民族主体の国です。

 

お金の代わりに米を使用していた文化は、世界広しといえど日本以外にないのではないでしょうか?

 

そんな日本の収穫祭といえば、愛知県の抜き穂祭り、山口県の稲穂祭り(きつねの嫁入り)、岐阜県のどぶろく祭り、石川県のあえのこと、秋田県の雪中田植など、多岐に亘りますが、代表的なものを挙げるとすれば、宮中祭祀である新嘗祭、神嘗祭ですね。

 

でも、くらき永田保育園の収穫祭といえば、「やきいも」です。

 

 

今年はバケツ稲も行っていたこともあり、盛大に「さつまいも」と「おこめ」の収穫を祝うお祭りとなりました。

 

 

保育園の収穫祭に合わせ、今日は豪華なゲストも登場です。お米音頭やお米マンの作詞作曲を行う食育ソングライターの小竹さん。農家のスズキさん、そして、なんとお米マンも飛び入り参加してくれて会場は大盛り上がり。

 

 

 

子どもたちが楽しむ様子をスズキさんが優しい目で眺める姿がとても印象的でした。

 

 

また、本日は大勢の保護者の方やOBの保護者もお手伝いに来てくれました。

 

賄い料理もくらき永田保育園っぽく最高!

 

 

視察に来ていた農水省関東農政局の皆さんも一緒になって楽しめたことで、ますます交流が深まりそうです。

 


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世の中に「専門誌」と呼ばれるものがどれくらいあるかわからないが、経済を中心に世事全般を広く扱う「経済紙」、すべての産業分野をカバーし、経済紙に漏れた企業動向を掲載する「産業紙」、もっと細かく、業界内部で働く人々だけを読者層として想定し、業界の詳細情報を掲載する「業界紙」という3つに分類されるようだ。

 

私が読んでいる「福祉新聞」なども「専門誌」のひとつだろうが、その業界以外に人が目にする機会などまずないだろう。

 

そんな中、お米の生産・流通・加工の専門誌「商経アドバイス」という専門誌にくらき永田保育園が取り上げてもらいました。

 

 

そして、その内容といえば先日行われた「夏祭りごっこ」と「バケツ稲」の保育実践。

 

食育ソングライターの小竹さんがお米消費拡大の応援歌としてつくった「お米音頭」を民謡歌手の池上朝子さんが歌い、子どもたちが甚平や浴衣姿で踊る写真が添えられて記事になっていました。

 

 

何の関係もないと思われるような業界紙に取り上げてもらったことはありがたい話ですが、考えてみれば、保育という営みは「食事」「生活」「保健」等々、あらゆる分野に関わって存在しているのだから、その業界に「保育」とは何ぞやを知ってもらうという事は大切なことなのかもしれません。

 

これからも単に連携することを目的化するのではなく、異なる業界の共通項の中で実践を重ねることを大切にしていきたい。

 


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生き物が溢れる園庭を目指してきた結果、都市部の保育園ではありますが、現在、セミやチョウ、トンボが飛び交い、10種類を超える野鳥たちが園庭に訪れます。

 

ダンゴムシばかり探していた15年前から比べると豊かな遊び環境になってきたな〜と感慨深い所ではありますが、一方、問題が発生。

 

バケツ稲ですくすくと育っている稲穂が実ってくると鳥たちがそれを狙っているようです。

 

子どもからすれば「エサはべつにあげているのに・・・」という気持ちでしょうが、その気持ちはきっとスズメには伝わらないでしょう。

 

・・・という事で、今日は男子営繕部がブリコラージュ感たっぷりのスズメ避けネットを取り付けました。

 

 

手前味噌ですが、なかなかいい感じ。

 

 

農協さんや伊勢原の農家さんの支援を受けて育てている大切なお米、秋には子どもたちの口に入るのでしょうか?

 

まだまだ、ドキドキは続きます。


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井土ヶ谷の隠れた名店「厨nasu」の村松さんが、ヒラメとカレイを持ってきてくれた。

 

見た目そっくりなこの二匹。

 

 

よく知られている見分け方に「左ヒラメに右カレイ」がある(目を上にして左を向くのがヒラメ、右を向くのがカレイ)が、今日、子どもたちにとって最も印象に残った見分け方は別なところだったと思う。

 

ヒラメのお腹あたりがポッコリ膨らんでいたので、「開いてみて見よう」という流れになった。

 

皆が固唾をのむ中、お腹を開けてみるとそこから出てきたのは、なんと10センチ以上のサイズの丸ごとのイシモチ!!

 

この大きな魚を丸呑みした口はどんなのだろうと見てみると・・・口の大きさや歯の生え方が全く違う。

 

 

ヒラメはいわしやあじ等の小魚を襲って補食するので口が大きく、歯も捕食に適して鋭く生えそろっている。

 

それに対してカレイはゴカイ、コエビ等の小さな生き物を主食とするため、口が小さくおちょぼ口。

 

「たべるものがちがうんだ〜」という気付きが今日一番の学び。

 

個人的な感想を加えるなら、身の引き締まったヒラメと 柔らかい食感のカレイを食べ比べたかった〜(笑)

 

 

機会があるたびに子どもたちと食材の出会いを提供してくれる「厨nasu」の村松さん、ありがとうございました。

 


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昨日は「かねこふぁ〜む」で収穫した梅でジュース作りを行いました。

 

 

完成は2週間後、、、その間に瓶の中がどのように変化していくのか楽しみです。

 

夕方、調理の先生が「園長先生、あまりもので作ったので見てください!」といって写真を差し出すので見てみると。

 

 

なんとリンゴとグレープフルーツと氷砂糖とお酢で「あまりもの即興ジュース」でした。

 

アップル&グレープフルーツビネガーと名付け、「炭酸で飲もうか? ハチミツを入れようか? 2階のハーブを入れてもいいんじゃない!」と盛り上がりました。

 

保育園の生活をさりげなく豊かにしてくれる人が多いのもくらき永田保育園の誇れるところです。


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一昨日戸塚区のかねこふぁ〜むで収穫した梅を使って今日はジュース作りを行います。

 

梅もぎ当日は梅雨入り前の猛暑日だったこともあり、舞岡駅から歩いてきたいきいき組みさんは梅もぎ開始前から汗びっしょり。

 

 

しかし、梅の林に着くと・・・

 

 

そこにはたわわに実った梅、梅、梅。

 

コロナの関係で例年よりもイベントの日程を遅めにしたこともあり粒も大きめのものが多く期待が高まります。

 

収穫目標は10キロ。

 

さあ、みんなで大きな梅をゲットしよう・・・・と思ったものの子どもたちの手に届く高さには小さな梅ばかり。

 

となると・・・「せんせい〜、だっこして〜」

 

 

ひとり抱っこすると「ぼくも」「わたしも」・・・終わることのない抱っこ地獄。

 

保育士がブルーカラーワーカーに変わった瞬間です。

 

 


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