「奇跡のりんご」で有名な木村秋則さん、また自然農法で有名な福岡正信さん、くらき永田保育園で有名なスズキさんなど、自然農法で農業をなさっている方達は口をそろえて「土を育てることの大切さ」を訴えている。



一方、近代的な農業では、農地を一つの工場として考え、人間の都合に合わせて生産や品質をコントロールする仕組みになっている。

だから、農業の中から出来るだけ不確定要素を排除して、人工的に管理できる要素だけで生産を維持しようとしている。

言い換えれば、農業から「自然」を排除して、出来るだけ「人工的な環境」だけで育てようとしているのだ。

そして、その方法はある部分成功し、目的に合わせた大きさ、味、見かけを持った野菜を生産できるようになってきた。

きっと、人間は「自然」を克服する事を進化・進歩と考えている。

昔の人も、自然を管理、コントロールしようとはしていたのだろうが、まだ科学のレベルが低かったので自然を完全にコントロールしきれず、「共存」という考え方と方法も大切にされていたのだと思う。

でも、遺伝子すらコントロールできるようになった現代ではミクロな範囲でなら生命をほぼ100%コントロールできるので、「共存」という考え方は必要なくなってしまった。

さてさて、困ったことに、現代人は全く同じ発想で「子どもという自然」も克服しようとするから困ってしまう。



可能なら100%管理された状態で育て、思い通りに「理想の子ども」を育てられると考えてしまう。

だから「子どもを東大に入れる方法」とか「子どもを天才に育てる方法」などというようなテーマの本や、「〜〜〜式育児」なんてものがテレビで流され反響を呼んだりする。

困ったもんだ。

当然のことながら、実際には東大生も天才も増えていない。

実は、このような考え方には大きな欠陥があるからだ。

まず、100%生産をコントロールされた農業で、世界中の人間の食料を生産することは100%不可能。

「そのような技術がある」ということと、「それが広く実現する」ということは全く別の話しなんだよね。

それが、わかっている人は、農業においては、自然に依存せざる終えないことを理解し、良い「土」をせっせと作っている。

じゃあ、僕らはどうするべきなのか?

子どもを育てる上で「土」に当たるものは何なのか?

 

 


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ヤノマミ族のアユトンクレナックさんが「生きているだけですばらしい」って教えてくれて、僕の生活上でとっても大切なフレーズになっています。・・土つくりって以前は言ってた事あったかな〜、今は少し感じ方が変わってきていてお野菜を上手に育てる土も、そうでない土も土は土だよなぁ〜って。何て伝えたらいいんだろう・・?ようは片想いなんですよ(笑い)。ほら、受け入れてもらいたいんだけど相手を自分好みにしようなんて考えていないみたいな・・・。子供にとっての「つち」か〜、八郎先生、深いなぁ〜、人間にとっての「土」だよね!!
  • 鈴木 和夫
  • 2014/01/10 18:49





   
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