銃も所持していない、もちろん免許もない、しかし、ホンモノの狩猟とはどんな世界なのか体験してみたい。

ということで、僕が勝手に師匠に任命した千葉県市川の宮原さんにハンティングの世界を案内してもらった。

師匠とはいっても宮原さんは猟師歴1年、3か月前から猟を始めたばかり、それなのに初年度から10羽を超える収穫物を捕獲しているのだから僕からみれば憧れの存在だ。

それでは狩猟同行記の始まりだ。

場所は横浜から車で約2時間の川幅20〜70の普通の川、そこが自分で開拓した黄金ルートだという。

狩猟開始は早朝6時32分。(日の出前に狩猟は行ってはいけないため)

そして、その時はすぐに訪れた。

バーダー歴の長い宮原さんは鳥の発見も早い。

100メートル以上先に浮かんでいるカモを発見。

車を止め、静かにドアを閉める。

そして、射程距離内まで身を潜めて近づいていく、静けさの中で自分の呼吸だけが感じられるような独特な緊張感。



草葉の陰にしゃがみ込み銃を構える。

標的は60メートル先だ。

寒いし、手は凍えている。

正直、ココロの中で「無理だろう」と呟く自分がいる。

パーン、乾いた音が響き渡ると水面にカモが浮いている。

そして、素早く銃を片付け、別な道具を片手に宮原さんが走り出す。

回収作業だ。



ここまでのシーンも簡単に書いてはいるが、宮原さんの狩猟はかなりハイテクだ。

iアプリを駆使し独自の狩猟エリアを開拓し、獲物までの距離もゴルフ用のレンジファインダーで計測し、あらかじめ計算した銃の焦点を距離に合わせるなど想像していた「経験と勘」が頼りの狩猟ではない。

話を戻そう。

そのハイテクを駆使して猟を行う宮原さんの回収方法のひとつは投げ竿。

イカ用のハゲカケ針を自分で改造した仕掛けを60メートルの標的の投げ回収するというのだ。

なんというアナログ感。

狩猟というのは「獲物を発見し」「獲物に気が付かれずに近づき」「仕留め」そして「回収する」ところまでが狩猟なのだという当たり前の行程に驚き、その困難さと魅力を同時に感じる。



捕獲したカモは300グラムくらいだろうか。

手に取ってみると「温かい」

数分前まで生きていたことを実感出来る感覚は、釣りをして魚を触ったときのものとは別なものだ。

僕らは鶏肉、豚肉、牛肉等々口にしているが、食べるときにその動物たちが生きていた時の何かを感じることなどない。

しかし、生き物と対峙し、自分の手で仕留め、その屍を手にした時には生き物に対する畏敬の念と不思議な愛おしさが芽生える自分に気が付き驚く。

狩猟とはこういう世界なのだ。

そして、9か月後、僕はこの世界にデビューすることが出来るのだろうか?

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  • 2017/02/12 11:31





   
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