大きな体で縄張りを主張するために威嚇するように飛び回るクマバチ。

 

羽音の大きさを聞いているだけで恐怖感を覚えるが実は温厚なハナバチである。

 

 

このモフモフして可愛いクマンバチを見ると必ず思い出す幼い頃の記憶。

 

小学校低学年だった頃のぼくにとって5・6年生は憧れの存在だった。

 

自転車でどこかに行ったかと思うとバケツ一杯にクチボソを釣ってきたり、山に入り何かしら仕掛けてきたと言っていた翌日にはカブトムシやらクワガタをたくさん捕まえてきて虫同士を戦わせて遊ぶ姿は眩しくキラキラ見えたものだ。

 

秘密の釣り場やクワガタが採れる樹を知りたくて なんとか仲間に入りたいと懇願していたところK君という先輩が「クマンバチは刺さないから手で捕まえたら連れて行ってやる」と条件を出してきた。

 

近くにはホバリングしている大きなハチ・・・

 

K先輩は「クマンバチの鼻が三角ならオスだから針は持ってないから大丈夫」と言い放ち”行ってこい”と僕に合図を送った。

 

今まで何度もクマンバチは見ていたが、鼻が逆三角形になっているなんて知らなかった。

 

ゆっくりとハチに近づき、花にとまるのをじっと待った。

 

「オスのクマンバチは刺さないから」という言葉は信じていたが、蜂を素手で掴んだことはなかったので何とも言えない恐怖感にかられていた。

 

ドキドキしながらクマンバチと対峙している時の感情はいまでもはっきり覚えている。

 

そして、クマンバチが花にとまり蜜を吸っている・・・ぼくの後方からは5,6年生が固唾をのんで見守っているのを背中で感じながら「やるしかない」と素早く手を出した。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

手の中でクマンバチが動いている。

 

そして、痛みも何もない。

 

「ハチロ― すげーじゃん!」

 

達成感というよりも安堵感の方が強く、そのあとそのクマンバチをどうしたのかという記憶はない。

 

しかし、これがキッカケとなり、僕は年上の男の子たちの群れに入ることが出来、山や川で遊ぶ楽しさを教わった。

 

先日、街でバッタリK先輩と出会った。

 

K先輩は僕に会うたびにあの時のクマンバチの想い出を語ってくれる。

 

「お前よくやったよな。オスは刺さないとかいうけどあの情報怪しかったもんな〜」

 

「おいっ」

 

こどもたちは絶対に真似しないように!

 

 

 

 

 

 

 


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