- 2019.08.08 Thursday
保育環境の原理原則
保育所には最低基準という空間のサイズに関する規定が存在するものの各保育園により入り口、トイレや水回りの位置、形状などなどそのカタチは様々である。
また、「保育は環境を通して行う」と謳われているものの棚や机の配置の仕方、数の適正、そして、その意味やねらいについて明確に理論化されたものを僕は知らない。
そのような条件下で保育士は「子どもの主体的な活動」や「安心・安全」の空間作りに頭を悩ませている。
保育室の環境を作る価値観は多様であってしかるべきだが、そのためにも各園の理念や目的を実現していくための方法論というか原理原則を明らかにしたい・・・・ということで集まりました新宿のとある会議室。
約20年以上にわたり、全国の保育園の環境をつくり続けてきたクマファクトリーの横山さんの膨大な資料を基に環境つくりの基本の基本を言葉化していく作業は面白くもあり、苦しくもある。
マットのもつアフォーダンスの話ひとつとっても30分以上の議論が続く。
今年度中に何らかのカタチでまとめていきたいと思います。

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