ここは山形県西村山郡大江町、2014年に廃校となった大江町立七軒西小学校のグランドが本日の張り込み現場である。

 

ターゲットがアジトとしていると思われる木造校舎の2階が良く見える場所に日没直後から陣取り、静かにその時を待つ。

 

 

ヤツはキツツキが作った穴を自分たちの棲み処とし、夜な夜な食べ物を探しに森に出没するがはっきりとした足取りはつかめていない。

 

判っているのは、木造校舎から写真左の杉に飛び移るという事・・・

 

そう、奴らの名前は「ムササビ」と「モモンガ」

 

 

空飛ぶ座布団とも呼ばれるムササビはリスの仲間ではあるがマントのような皮膜を広げ夕暮れの森を滑空する姿は都会ではなかなかお目にかかれない。

 

今回は大江町山里交流館「やまさぁーべ」の佐々木隆馬さんにガイドとなってもらい夜の里山や田んぼをナイトウオーク。

 

見張りをはじめて10分くらいだろうか、木造校舎に小さな二つの光。

 

そう、ライトに照らされたムササビの目のようだ。

 

穴の中から、周りの様子をうかがっているのだろう・・・動き出すか、それとも警戒して穴に潜ってしまうのか・・・・こちらは気配を消してその時を待つ。

 

セミの声と蚊取り線香の香りを感じていたその時、タタタタッとムササビが校舎の屋根の方へ駆けあがり、そして、全く躊躇もせずにスッーと飛び立った・・・僅か数秒の出来事。

 

 

残念ながらモモンガの滑空は見られなかった(僕が強いライトを当ててしまったからかな・・・)メインのアクティビティを無事クリア。

 

続いて、ライトストラップを設置し、虫をおびき寄せる作戦だ。

 

 

そうそう、ムササビやモモンガの張り込みをしているときもライトストラップを設置しているときもガイドの佐々木さんが時々、「あっ!」と上空を見上げる場面があった。

 

高齢化した僕の耳には聞こえないが、確かに周波数の高い鳴き声のコウモリが虫を捕獲しようとして空を飛んでいるようだ。

 

 

佐々木さんがとりだしたのはバットディテクター(コウモリ探知機)

 

コウモリやイルカはエコーロケーションといって動物が音(超音波)を発し、その反射音で対象物の位置と距離をはかり餌をとっているので、その周波数に機会を合わせると僕の耳では感じられない世界が聞こえてくるのだ。

 

手に持った音のする方向を追っていく様は、サーチライトに照らされた犯人が逃げていくのを見逃さないようにしているハンターに気分。

 

また、面白いのはバッタなどの虫も超音波領域で鳴いているのだろう、普段では聞いたことのない音も拾ってくる。

 

僕らが見たり、聞いたりできないところでも生き物たちは生活していることを実感する。

 

先日のアカテガニやウミホタルの観察会もそうだが、夜の自然体験には何とも言えない高揚感がある。

 

子どもはもちろん、オトナにも是非体験してもらいたい。
 

 


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