いまうちの保育園に来ている高校生の言葉
「子どもは自由でいいですね〜」

はたして、そうなのか? 
子どもは本当に自由なのか? それとも不自由なのか?

自分を縛る自意識や自我がないという視点から見たら全く自由なのかもしれない・・・

だから荒唐無稽なことを考えられて、裸で走り回り、どこでも大きな声で泣き、自由に遊ぶことができるのだ。
また、絵を描いても“絵はこう描かなくてはいけない”という先入観がないから自由に描くのだが
逆に4,5才くらいになって上手、下手という意識が目覚め始めると自由には描かなくなります。
これが“自意識”の目覚めです。自意識が目覚めると不自由が始まるのです。

だから、子どもたちは改めて またここから自由を得るための学びをする必要が出てくるわけですな。そうでないと自意識に縛られたままになってしまい、自由に考えたり、自由に感じたり、自由に行動することができなくなってしまいます。

一見、自由に見える子どもたちですが、子どもは子どもでなかなか不自由なんですよ。大人の基準に従って行動していないので大人の目には自由に見えるだけで、子ども同士の社会の中では子どもは意外と不自由なんです。時として大人の社会以上に不自由かも知れません。言葉によるコミュニケーション能力が未熟なのでその関係を変えようがないからです。

でも、子どもにはその自意識のタガがはずれる時があります。それは大好きな人に囲まれている時や、仲間と楽しく遊んでいる時などです。

保育園では恥ずかしがってやらないようなことでも家の中では平気でやったりするでしょ。かなり年齢が高くなるまで裸で走り回ったりしていませんか。

大人だって、気心の知れた人に出す態度って違いますもんね。中には、そういう自分だけが本当の自分で、友達以外にみせている表情や態度は「本当の自分じゃない」なんていっている人もみかけます。

10才頃までは自意識はまだ大人のように固定していなくて、状況に依存しているのです。ですから大人の関わり方が子どもの自意識の状態に非常に大きく影響します。

安心できる状況でいろいろな人、いろいろな仲間と関わりながら成長している子は“自意識”だけでなく“仲間意識”も育っていきます。すると、自意識へのこだわりが減っていきます。仲間の中に自分を見いだすことが出来るようになるからです。

でも、不安の強い子、遊びや生活体験の少ない子ほど仲間意識が育たず、自意識が“自分へのこだわり”という形で強化されるんだよね。
最近、多くありませんか?

自意識過剰の人。

えっ? 園長もその気があるって!
確かに“自分好き”ではありますけどね。

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7月は“ちがい”を愛する強調月間です
〜ひとりひとりの“ちがい”が尊重される社会へ〜 

長野県が定めている月間だそうです。

昨年だったか そのポスターには有名な金子みすずさんの「わたしと小鳥とすずと」の詩が添えられて 思わず見入ってしまったのを覚えている。

   わたしが両手を広げても お空はちっとも飛べないが
   飛べる小鳥は わたしのように 地べたを早くは走れない
   わたしがからだをゆすっても きれいな音は出ないけれど
   あの鳴る鈴はわたしのように たくさんな歌は知らないよ
   鈴と小鳥と それからわたし みんな違ってみんないい

何度読み返しても深い味わいのある詩ですよね。

スイスの教育実践家ペスタロッチの
「隣の子どもと比較しないで! 常にその子自身の発達を見なさい」という言葉が頭をよぎります。

実は金子みすずさんは長野県の出身じゃないんですよね。

山口県長門市仙崎というところが故郷で、江戸時代に日本でも有数の捕鯨基地として栄えた港町だったそうです。

この町の寺(向岸寺)には1692年から明治年間まで、捕獲した鯨に人間と同じように法名をつけた鯨の過去帳が残されているんだそうな。さらに、捕獲した鯨が胎児をもっていたときは、これらを埋葬して建てた鯨基が今も残っているといいます。

七十数頭もの鯨の胎児を埋葬したところは仙崎より他にないそうだ。しかも、仙崎では今も絶えることなく、鯨法会が行われているから驚きである。もともと信仰のあつい土地柄だったのだろうな。

捕鯨反対のニュースが流れるたびに 日本人と鯨と関係を知ってもらうエピソードとして海外の人に知ってもらいたいな〜と思うのだけど だめかな。
鯨をただの食料としてみていない良い事例だと思うのだけど・・・

なんだか話の方向がずれてきた・・・

ずれたついでに

僕が釣りをするときに 頭に浮かぶ詩を紹介しようかな。

「たいりょう」

  あさやけ こやけだ たいりょうだ
  おおばいわしの たいりょうだ

  はまは まつりのようだけど
  うみのなかでは なんまんの
  いわしの とむらいするだろう

26歳の若さで亡くなってしまった金子みすずさん
あらためて考えてみても 天才詩人だよね〜。

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