また午前様だ。
「もう一軒だけ」に最近弱い。

保育園は本日(いや昨日か)は納涼会。
登園の時から浴衣や甚平を着て、子どもたちはいつも以上にニコニコである。
子どもが行事がある日に感じる高揚感は、大人では想像のつかないくらいに高まっているのだろう。

5名の保護者にお手伝いをお願いしていたが、納涼会が始まるときには他にも沢山の家族の方が見学に来ている。

納涼会というのは、子どもはゲームをしたり、盆踊りをしたりを楽しみにしているのだが
大人は、浴衣や甚平を着て楽しんでいる子どもたちを見たいのだ。

そして、本日はプロのカメラマンが行事写真を撮影する日でもあった。
いつもは一人のカメラマンであるが、今日は撮影担当の指導責任者やカメラマンのタマゴ達も参加である。

撮影担当責任者の四位実さんは、「表現するスポーツ」が専門のカメラマンで、体操、新体操、シンクロ、バレエなどの分野のエキスパートで、オリンピックにも何度も動向するくらいの プロ中のプロである。

僕は、こういう人を見つけると話がしたくてたまらなくなる。
子どもたちが、ほどよく遊び、落ち着きだした頃を見計らって背後から近づき、「写真の指導って、難しくないですか? みんな学校でテクニックは学んできているし、芸術的なセンスを伝えなきゃいけないってことですよね」と声をかけると・・・

やさしい穏やかな口調だが・・・・喰いついてきたーーー。

「具体的な自分のイメージを持ってカメラを構えないと駄目なんだ。それがないと応用が利かない」とのっけから哲学的な返事。

仕事・業種は違えども、共通する理念的なものがある。
この答えの「カメラ」という言葉を 映画・音楽・運動に関係するものに代えても やはり含蓄のある台詞になる。

カメラマンは毎年に1万人くらい学校を卒業し、そこからちゃんと“飯を食える”ようになるのは100名くらいという。
四位さんも250名のお弟子さんを抱えるが、付いて来れなくなるものが大半だそうだ。
厳しい世界である。

そしてその差というのは「自分でイメージできるか」という事らしい。

「イメージする力」イコール「創造・想像力」
言われたことをキチンとこなすだけならば、犬でも出来る。
マニュアルでできるのは、ここまでである。

ここを超えなければ、芸術でも サービスでも そして保育でも 人に感動は与えられないのだ。

僕は、他業種のこんな人たちからのエネルギーを吸い取って進化し、そして、シンプルで当たり前のように見えるけれど、感動のある保育を目指すのである。

酔っ払いの戯言でした。

さー 風呂入って寝なくっちゃ。
何故なら、明日も飲み会なのです。

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昨日は大阪の橋本知事が、教育非常事態宣言? 
なーんてニュースもあったね。

こういう話が出てくると「学力」とはなんぞやを 話さなくてはいられない。
教育は専門でもなんでもないが、つい言いたくなる。

子どもたちの「学力」という言葉で言い表そうとしている「力」には二つの側面があるんじゃないかな。

たとえば先生がが「これは大切な漢字だから覚えなさい」と言ったとする。
言っただけでは教えたことにはならない。
「十回書いて覚えなさい」というように、漢字自体とは別に覚える具体的な「方法」をも伝えなければ教えたことにはならないとおもうのだ。
(この方法が良いか 悪いかは別ね)

書き取りの宿題など所詮、小学校高学年までで、中学生以降に習う漢字や熟語は、子ども自身が、自らの方法で覚えていかなければならない。
だから、漢字を教えるなら、漢字と共に、自分なりの漢字を覚える方法も同時に教えなければ教えたことにはならないのだ。

ようするに「学力」の二つの側面とは、漢字で言えば、漢字を覚える力、そして覚えるための方法を探る力、この二つが必要なのだ。

ここで少し考えれば解るように、「覚える力」が優れていれば「方法を探る力」は必要ないのだ。

頭のよいと言われるような人は、意外と「方法を探る力」は使わずに覚えたりするのだ。(羨ましいけれど・・・)
つまり「方法を探る力」は凡人にこそ求められる力であり、であれば凡人にとって「学力」とは、実際にはこの「方法を探る力」とほとんど同義なんじゃないのかな。

もう言いたいことは判るかな?
これは漢字だけの話じゃないよね。
ぼくら凡人は生きていくために「方法を探る力」を身につけないといけないんだな。
そして、それが「生きる力」であり「問題解決能力」であるのだ。

では、どうやったらこの「方法を探る力」は身に付くのか?

それは「身体を使うこと」に尽きる。
身に付くためには「身」を動かさなければならない。
保育園の子どもたちを見ているとよくわかる。
「頭」で覚えているのではなく、まさしく「身体」で覚えているの様子がよくわかる。

漢字はなぜ書き取らなければならないのか、算数はなぜ鉛筆を持って計算しなければならないのか、答えはすべて「身に付く」という言葉のうちにある。
凡人の脳は「身」を使わなければ働かないように出来ているのである。だから先生も、漢字を覚えるために「書き取り十回」と、いうのである。

話はずれるが、その意味で「素読」の価値をもっと認めてもいいのではないかと思うのだ。
「音読」ではなく「素読」、理解してようがしてなかろうが、とにかく口に出して「素読」、読むことそれ自体を自己目的として徹底的に読むのである。
たとえば『論語』や『聖書』のように、学者が一生をかけて意味を読み解くような本もあるくらいだ。

偉い人が一生懸命努力して書いた本を、一回や二回読んだだけで理解したような気になる方がおかしい。
一冊選んでとにかく読む、徹底的に読む。

絵本もそう。
何度も何度も子どもたちは「よんでー」と好きな絵本を持ってくる。
これでいいのだ。
そうじゃないといけないのだ。

子どもは身体全体で面白さを吸収しようとしているのだ。
この楽しさを充分に経験させられれば、二つの学力にも主体的に向き合えると思うんだよね。


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一昨日からの疲れが残っているのか、蕁麻疹がでたりと調子が出ない。
こんな日は、良くないことが起こる。

「殺人狂」の異名を持ったキラー・コワルスキー(81)がボストンの病院で死去したそうだ。

僕が小学生の頃、ジャイアント馬場やアントニオ猪木と対戦していた選手なので、正直「まだ、生きていたんだ〜」の印象も強いが、じわじわと寂しさが込み上がってくる。

小学生の僕らにとって「ニードロップで耳をそいだ!コワルスキー」というインパクトは凄まじかったのだ。

2メートルを超す身長と迫力あるマスクで、ヒールの中のヒールとして、僕らは、馬場や猪木が叩きのめされたら・・・と真面目にドキドキしていた。

プロレスというのはなかなか奥が深いスポーツで、同じ技でも使い手によって見ているものの印象は全く異なってくる。

レスラーは自分の持つキャラクターを把握し、それを使いこなせなくては一流にはなれない。

ジャイアント馬場の16文キック。猪木の卍固め。デストロイヤーの足四の字。ハルクホーガンのアックスボンバー、ハンセンのラリアット・・・もう止めておこう。
レスラーは自分の肉体を使った表現者なのだ。

保育や教育といった分野の一流の人たちも同じようなことが言える。
子どもたちとコミュニケーションするとき、自分のキャラクターを完全に理解し、コントロールし、そして、時間や空間やモノを最大限に活用することの出来る人間は一流である。
表現者として 最高の伝え方をするのだ。

キラー・コワルスキーのイメージは「死神」である。



コーナー最上段から舞い降りてくるニードロップは死神の手先の はげ鷹と表現されていた(記憶がある)

彼にぴったりのイメージだ。

タイガージェットシンはサーベル。アブドーラザ ブッチャーはあのコスチュームでキャラクターを作り上げたが、コワルスキーは存在自体が死神のように僕は思っていた。(みなさんは どうでした?)

この技でユーコン・エリックの耳を削ぎ落とし自殺に追い込んだ、というストーリーもプロレス的には最高だった。

あの独特のふわっとした滞空時間の長いニードロップの際には、ゴールドのリングシューズが刃物のように見えてくるのは僕だけではなかったはずだ。

話はそれるが、このダイビング・ニードロップの使い手は結構いる。
その中でもダイナミックさで僕の度肝を抜いたのがジプシー・ジョーだ。

彼はなんと金網の天辺からニードロップを豪快にはなっていたのだからその度胸には頭が下がる。

ただ、彼のニードロップは相手にダメージを与えることを目的としたようなニードロップで(悪くないんですよ)
コワルスキーのような魅せるニードロップではなかった気がするのだ。

また、トップロープからの攻撃を得意としていた選手として忘れられないのが、ドン・ジャーディンことサニー・クーパーが正体のザ・スポイラー!
2メートル近い彼の急降下爆弾はド迫力だったな〜。

なんだか、昔の名場面を思い出していたら 元気が出てきたぞ。

あれっ さっきまで近くにいた息子も奥さんもいなくなっている。
面白い話だと思うんだけどな〜。

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