今日は こどものとも社主催の 絵本の研修会
こどものともを創刊した重鎮 松居直さんや 現場保育者からの絵本ナビゲーターとして第一人者の 中村柾子さんが講師として名前を連ねる豪華な研修会。

しかし、その二人の話は何度か聞いており、本日の僕の興味は
『田島 征三』なのだ。

僕は、世間の生活からちょっとはずれ自然のなかで暮らしているような人に憧れているのか、その臭いを感じる絵本作家が好きである。
同じ四国出身の 梅田俊作さんにも 同様の臭いを感じるのだ。

講演(本人はトークと言っていたが)中でも話していたが
「五味太郎は読者と対話しているが 田島征三は対話していない」
この表現は当たっているような気がした。
僕流にいうならば「五味さんは絵本をつくり 田島さんはアートしている」と言ったところか・・・

今日のトークでも芸術家の繊細さと 作品に対する愛着が感じられ、予想通りの楽しい内容だったな。
また、田島さんは結構エッセイのような文章を書くんだよね。
画家の人間性や生活感を意図的に発信して その上で作品を見てもらおうとしている気がするんだよな。

以前、ゴッホの自画像を見る人は、「あ〜耳をきった後に描いた作品ね」と思って鑑賞するわけでしょ。
な〜んて言っていたのも田島さんじゃなかったかな(違っていたらすみません)

だから 僕なんかは田島さんの作品は田島さんのヒストリーや暮らしとセットで読みたいなと思うのだ。

残念だったのは、いろいろ作品紹介してくれたのに「とべ、バッタ」偕生社だけには触れてくれなかったな〜。
小学生のときの「ちからたろう」は別として、僕にとって田島征三は やはり「とべ、バッタ」なんですよね。

しょうがない。僕が代わりに紹介しよう。



小さな茂みの中に住んでいるバッタは、いつもほかの虫や動物たちが自分のことを狙っているので、びくびくしながら暮らしているのだ。
でも、ある時、びくびく暮らしているのがイヤになり、大きな石の上でひなたぼっこをはじめた。
そんなことをすれば、敵に見つかってしまうことは、バッタもわかっているのに・・・

案の定、バッタは蛇に見つかってしまう。
そして、蛇がバッタに襲いかかろうとしたその時、かまきりも襲いかかってくるのだ。
絶対絶命の大ピンチ!

バッタは、持っている力全てを出し切って飛びあがる。
どんどん飛んで、雲の上まで飛んだバッタは、もうそれ以上上ることができず、下へ下へと落ちていってしまう。


その時、バッタは、自分の背中に4枚の羽があることに気がついたのだ。
ゆらゆら、はらはらバッタは、確かに飛んでいく。
決して、上手ではないんだけどね・・・。
ちょうやトンボは、バッタのことを馬鹿にするけれど、バッタは自分の力で飛べたことがとっても嬉しかったので、ちっとも気にしない。

どうですか?
大人が読んでもメッセージが びんびん伝わって来そうでしょ。

この絵本は、子どもだけでなく、大人にも勇気をくれる絵本だよね。
失敗を恐れて、何かにチャレンジすることをためらっているようなとき、
なにか嫌なことがあったとき読んであげたくなるよね。
小さなバッタが、僕たちに魔法をかけてくれるような傑作だよ。


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今日は おおつな森の保育園の「JAZZ NIGHT 2008」

この保育園は、年に数回保護者と子どもに対しコンサートやセミナーを企画している。

えっ? そんなの どこでもやっているって?

確かに親子コンサートなどを実施している保育園は多い。
しかし、ここは「豪華&派手」である。

オープンカフェ風の開放的な保育室。
岐阜のたねまき農園から取り寄せた野菜を使った『夏野菜カレー』
ビールと園長のお勧めワインといったアルコールの提供。
ゲストはNHKにほんごであそぼうの「おおたか静流さん」をはじめ
篠笛の「ことさん」や ピアニカ王子こと「大友剛さん」
そのほか顔面芸の「ぴかさん」等々


このようなメンバーが2時間にわたって楽しませてくれるのだ。

この保育園の理念は「UNIQUNESS」
確かに ユニークである。

賛否はあるだろうが、保育園の可能性を秘めた実践活動だとおもう。

今は、保育園を運営するのは 社会福祉法人だけではない。
NPOやら 民間企業 いろいろな運営主体が参入している。

実はこの運営主体が誰かというのは意味がある。
何を大切に設立されたのが違うからなのだ。

保育園は「入園している子どもたちだけの保育をすればいい」という団体もあれば、「保育園は公共施設として地域や不特定多数の子育て世帯に対してサービスを提供する」団体もある。

当然、僕は後者を目指しているわけですが、入園していない方々への「サービスの提供」って実は曖昧な言葉で、園長の自己満足でなく効果のある子育て支援って実は難しい。

そういう意味では、こういった保育実践をもっと伝え合って、刺激しあわないとね。


僕は、よく「保育するだけでなく、子どもの文化を啓発するのが うちの保育園の使命だ」と職員や見学者に話している。

それは、絵本であったり、音楽であったり、おもちゃであったり、絵画や造形であったり・・・

その意味では今日の JAZZ NIGHTも参考になったな。
”僕だったら こうやったのに・・・”そんなこと考えながら楽しんだ。

さてさて、いつ どうのように実践しようかな!

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今の子どもたちは非常に失敗を恐れるなんてよく言われます。

子ども時代は失敗を繰り返しながら色々なことを学ぶ時期ですから、いっぱい失敗するということは必要なことはみんな分かっている。

そして、楽しく失敗できる場として“遊び”というものがあるんだよね。

大切なのは、“遊びの場では失敗の体験は発見の喜びとセットになっている”ということ。
けん玉でもお手玉でも何かが出来るようになるということは結局この“失敗”と“発見”の繰り返しなんだよね。

ということは、子どもたちは上手になったから嬉しいのではなく、その過程で色々な発見をしたから嬉しいのです。その点を多くの人が誤解してるんじゃないかな。

そういった体験があるから、新しいことにも前向きに取り組もうとするわけで、たとえそれが困難なことであっても、その過程を楽しめる経験を学習したことになるんだよね。


それに対して、ー最圓靴燭藜犬蕕譴襪茲Δ幣譟⊆最圓靴覆い茲Δ縫泪縫絅▲襪鰺燭┐討れる場、∈切丁寧に指導してくれるような場では
子どもたちは失敗しないように必至になるばかりでうまく出来ても発見の喜びを味わうことはできません。

叱られながらけん玉やお手玉が上手になっても嬉しくないもんね。
これは“遊び”ではなく、“お仕事”です。

これでは新しいことに挑戦しようなどという気持ちにはならないよね。
サーカスの動物たちが自分の意志で新しい芸に挑戦しようなどとしないのと同じこと。

そのように育てられた子どもは、“よく知っていること”、“ちゃんと出来ること”にしか手を出そうとしないし、しかも、最低限のことしかやらなくなっちゃうんだわ。

自分の工夫やアイデアを入れると失敗してしまうかも知れないからです。
失敗すれば工夫を評価されるのではなく、ただ怒られるだけというのを学習しているから・・・。

それに対して、自信のある子は失敗を恐れないんだよね。(優越感じゃないよ。おととい書いたけど)


失敗なんて成功への一過程に過ぎないことを体験的によく知っているから。
そして、失敗から学ぶことも上手なんだわ。
失敗を分析すれば成功への道が見えるんだと思う。失敗は成功への道しるべなんだよね。

だから、当然の事ながら失敗から学ぶことが上手な子に怖いものなどありません。

怖いのは失敗を許してくれない大人だけなんですよ

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