夏に向けて様々な団体の「子どものイベント」が目白押しです。
興味を引くもの、引かないものいろいろありますが、企画の根本に「もう少し、子どものことを信頼してあげようよ!!」といいたくなるイベントが多いのが気にかかる。

デシという学者さんが、ソマという組み立てパズルを使って、大学生に実験をしました。ほうびを与えられたグループとそうでないグループの行動の違いを分析したわけです。
そうすると、ご褒美を貰わなかったグループの方が、もらったグループよりも、課題に対して、意欲的で、休憩時間までのめり込んでいたという結果がでました。

これは動機付けとして“褒美”を与えた場合と、与えなかった場合に学習態度にどのような違いが出るのかという実験ですよね。
この、“成功したら”、“頑張ったら”、“いい記録を出したら”という名目で褒美を与えて子どものやり気を引き出そうとするやり方は広く一般的に広まっています。

しかし、実際に実験してみると“褒美によって勉強させられたグループ”より、褒美などないグループの方が意欲的に勉強したというのです。

これは驚きではありませんか?

でも、よく考えてみるとこれは当然の結果なんですよ。

まず、なぜ褒美を与えて勉強をさせようとするのかというと、その背景に“子どもは褒美でも与えないと勉強しないし、努力しないものだ”という子どもへの不信感があるわけです。

だからまたいつでも、“勉強しなさい”と尻を叩いているわけです。褒美を与え、尻を叩くのは“アメとムチ”のやり方なのです。
つまり子どもは信用されていないわけです。
信用されていなければやる気も出てきませんよね。

また、この場合目標は大人が設定します。
つまり、子どもがやりたいことではなく、大人がやらせたいことを子どもにやらせようとしているわけです。ですからアメが必要になるわけです。

また、子ども自身の達成感による自己評価でご褒美がもらえるわけではなく、本人がどんなない頑張っても大人の気に入らなければ褒美がもらえないとなると、それもまたやる気がなくなってきます。そして、大人の顔色ばかりうかがうようになってしまいます。

この、“成功したら褒美を与え、失敗したら叱る”というアメとムチ方式は動物の調教で使われている方法です。そして、動物の調教では簡単に成果を出すことが出来ます。分かりやすいですからね。

でも、人間と動物は同じではありません。
赤ちゃんはご褒美などもらえなくても、100点などもらえなくても、自分の力で歩き始め、話し始めます。それは、赤ちゃんには周囲の大人のやり方を真似しようとする模倣本能があるからです。人間の赤ちゃんは自分が人間だと言うことを知っているのです。また、赤ちゃんでなくても人には楽しそうにやっている人の行動を真似したいという本能があるのです。そして、うまく模倣出来ると嬉しくなります。それが成長のシステムでもあるわけです。

一方、サルやイヌにサルやイヌらしくないことをさせるのが“芸”なわけです。でも、サルやイヌにサルやイヌらしくないことをさせるわけですから自分から進んでやるわけがないのです。だからアメとムチが必要になるのです。

今、子育てでも教育現場でもアメとムチの方法で子どもを育てようとしています。そうしないと大人の価値観に合わせた教育が出来ないからです。
でも、その結果子どもたちがどのような状態になってしまっているのか、多くの方はわかんないのだろうな〜。

もう少し、子どものこと信じてあげましょうよ。

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昨日から息子の伊吹は一人でキャンプに参加してる。

昨年、保育園でも移動動物園でお世話になった、ペガススの家が企画している自然教室である。



今日は息子の迎えを理由に ペガススの家に遊びに行く。

ここには、もと児童相談所のワーカー、小学校の校長、天体の専門家、新聞記者、お寺の住職、工務店のおじさん等々、個性的なメンバーが揃っており
それだけでも他の自然を”ウリ”にした団体とは違います。

ですからこんな辺鄙なところなのに りんごの家の柴田愛子さんたちもつかっているそうな。

昨日は川でヤマメをとり、それをパン釜で焼いて食べ、蛍を見た後天体観測だったそうだ。

そして今日は朝から 家の前の川での水遊び。

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これが名物 滝からのジャンプ。

思い切り遊んだ後は


みかんやさくらんぼも流れてくる流しソーメンで締めくくり。

なんにしても時間の流れ方がいい。
のどが渇けば 勝手に子どもたちは麦茶を飲み、自分たちで湯飲みを洗ってまた川の中へ。
カニを捕ったり、もぐったり、大きなたらいを水に浮かべたり・・・
陸の上では 生まれたばかりの子犬を抱っこしたり、鯉に残渣食料をえさとして撒いていたり・・・

おもいおもいに遊んでいる。ただただ ずーーーーっと遊んでいる。

ずーーーーっと遊ぶことがどれだけ大変か知らない人は このすごさはわからない。

僕も靴を脱ぎ捨てて川に入る。
「おじさん カニ捕まえられる?」
「もちろん おじさんはカニ捕りの名人だ!」といって仲間に入れてもらう。

なんだかとても きもちい〜〜〜〜〜〜い。


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七夕の短冊にいろいろとお願い事が書いてある。
乳児さんのクラスは保護者が書くために現実的な願い事を切実に書いてある場合も多い。

今年は食に関する願い事が多い気がする。

考えてみれば「食べる」という行為は、
 〔椶埜て 
◆ーで聞いて
 鼻でにおいを嗅いで
ぁ“乕罎膿┐辰
ァ\紊婆を感じる
という 五感をすべて使う行為なのである。
人間の行為で五感をすべて使うのは食事だけではないだろうか?

その行為を生まれたときから繰り返すことで脳を発達させているわけである。

もっと言うなら「食」にまつわる行為
例えば、栽培、収穫、買い物、調理、配膳等々というプロセスなどの活動すべても 子どもにとっては大切でしょ。

そう食事は子どもの発達を考える上では一番大切な柱なんだよね。
うちの職員は「食事は保育!」が耳にタコが出来るくらい聞いているだろうけれど、また書いてしまおう。

まず味覚。
食べ物の味を識別するのが味覚。これ当たり前。

舌や上顎にある「味蕾」という器官が脳に味情報を伝達していて
味の感じ方は個人差があるわけではないんですって。

だからピーマンが嫌いな子どもは苦く感じて、好きな子は甘く感じているわけではないんだよね。

人間が感じられる味は 甘味・塩味・うまみ・酸味・苦味 他にもえぐみ・辛味・渋味なんていうのもあるのかな。

甘味は糖のシンボルエネルギーの元だから本能的に好きですね。
塩味もナトリウムだからミネラルを補給したいのなら もちろん好き。
うまみは、たんぱく質の存在を示すシグナルらしく 当然好き。
そう この三つは赤ちゃんでも受け入れられるんだよね。

一方、腐敗を避ける本能から酸味は嫌いになるし
毒物を避けるために苦味も嫌いなわけですね。

好き、嫌いが本能であるのはなんとなくわかるけれど 味の識別能力の発達と「食べ物が好きになっていく」こととの関係は無いそうです。

つまり、好き嫌いは五感をすべて使って食べ物の情報を評価基準が変わることが「嫌い」が「好き」になるわけだ。

だから、大人の働きかけで食べ物の情報の評価基準を良いものにしてあげれば何でもおいしく食べられる子どもになるわけだ。

そう食事は保育

しかし、そんな立派なことを言っても僕はレバーと納豆が食べられない。
そして今月の保育園の献立には、レバーの日が二日ある。

そんな時、園長は出張するという伝説がある。

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