園庭に蜂が飛んでいるというので大型遊具の辺りでキョロキョロ辺りを見回していると、4歳児の男の子が「えんちょうせんせい、きょう、かぜがつよいね」と声をかけていた。

 

「びゅーびゅーふいてるもんね」と答えると「かぜがつよいとセミこないよ」

 

どうやら僕がセミを探していると思ったようだ。

 

「ほんと〜?」と言って近くのクヌギの樹に近づき何かいないか探そうとすると、たまたまそこには大きなクサギカメムシ。

 

僕と同時にくらいにそれを見つけた子どもたちは一瞬で樹の周りに集まった。

 

そして、そっとカメムシに手を伸ばす・・・息をのむ子どもたち。

 

 

カメムシに触れると抵抗するために”ガサゴソ”動いたのだろう、手の中で動くソレに生命を感じている・・・まさにアクチュアリティな世界を共有している。

 

そして、笑顔とも困った顔とも取れない表情で「えんちょうせんせ〜い」

 

エリクソンが「ヌミノース」という言葉で表現した現象が頭に浮かぶ。

 

保育の方法論を語る時、一緒に遊びこむとか、見守るとかいろいろな表現が使われるが、保育者自身が出来事のプロセスの一部として組み込まれ体験しながら観察できている瞬間が一番楽しい。

 

こういった状態のことを職員や保護者と共有できる言葉を持ちたいな〜と思う今日この頃である。

 

 


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世の中に「専門誌」と呼ばれるものがどれくらいあるかわからないが、経済を中心に世事全般を広く扱う「経済紙」、すべての産業分野をカバーし、経済紙に漏れた企業動向を掲載する「産業紙」、もっと細かく、業界内部で働く人々だけを読者層として想定し、業界の詳細情報を掲載する「業界紙」という3つに分類されるようだ。

 

私が読んでいる「福祉新聞」なども「専門誌」のひとつだろうが、その業界以外に人が目にする機会などまずないだろう。

 

そんな中、お米の生産・流通・加工の専門誌「商経アドバイス」という専門誌にくらき永田保育園が取り上げてもらいました。

 

 

そして、その内容といえば先日行われた「夏祭りごっこ」と「バケツ稲」の保育実践。

 

食育ソングライターの小竹さんがお米消費拡大の応援歌としてつくった「お米音頭」を民謡歌手の池上朝子さんが歌い、子どもたちが甚平や浴衣姿で踊る写真が添えられて記事になっていました。

 

 

何の関係もないと思われるような業界紙に取り上げてもらったことはありがたい話ですが、考えてみれば、保育という営みは「食事」「生活」「保健」等々、あらゆる分野に関わって存在しているのだから、その業界に「保育」とは何ぞやを知ってもらうという事は大切なことなのかもしれません。

 

これからも単に連携することを目的化するのではなく、異なる業界の共通項の中で実践を重ねることを大切にしていきたい。

 


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映画「スペシャルズ」を観てきました。

 

全編にわたり「やさしさ」や「他者への愛」が溢れまくっている映画でした。

 

 

主人公のブリュノは自閉症の青少年を支援する無認可の団体を運営している。

 

重い障碍と様々な課題を抱え、社会から見放された子どもであっても決して断ることなく「なんとかする」の一言で受け入れる。

 

当然施設は、いつもテンヤワンヤ、それだけでなく、さらに社会からドロップアウトしてきた無資格の青年を更生させるために雇い入れたりするものだから国の監査が入り閉鎖の危機となってしまう。

 

 

僕のように社会的養護系の分野から来た人間から見ると、社会からはじかれた人たちの最後の砦を守もろうと奮闘する名もなき英雄たちがカッコ良く見え、心の底から応援したくなる。

 

専門的な分野の人から見たら「えっ!」という場面も多々あるのだが、社会を変えていくためには、「なんとかする」の根拠のない自信で突き進む人の存在が必要なのかもしれない。

 

 


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